スペック等
第3世代からは本体内に日本語フォントを内蔵し、日本語ファイル名、TXT文書表示などに対応(文字サイズ、縦横の向き変更をして表示)
- 日本語PDFにそのままで対応(フォントが埋め込まれている物、もしくは画像化PDF)。自分で作成した日本語PDFは表示できるが、文字サイズは変更できない
- テキストファイル/AZW/MOBIはフォントサイズを変更指定可能。読みやすい。
- アマゾンの電子書籍の標準フォーマットAZWは、アマゾンが買収したフランスの会社、Mobipocket社のMOBI形式とほぼ同じでどちらもそのままKindleで読み込み可能。Kindle以外で読むときはKindle for PCやKindle for iPad/iPhoneなどといった専用アプリで読める。
- 普及している電子書籍形式のEPUBは、Amazon公式のMOBIファイル生成ツール「KindleGen」(コマンドラインプログラム)でkindleで読めるMOBIファイルに変換可能。
参考:http://d.hatena.ne.jp/m-kawato/20101011/1286792650 - PDFを無料でAZWに変換してくれるサービスがある。Amazon.com(WiFi環境が必要)と、2EPUBというウェブサービス。自分が試した時は、アマゾンはうまく変換できてなかった(中身が消失していた)。2EPUBではうまく変換できた(含まれる画像がカラーだったためか色が反転していて気味悪かった点を除いては)。
- 日本語のKindle書籍はまだ発売されていない。現時点では英語にも抵抗無い人向け。
- 英語だが著作権の切れた名作等は無料でダウンロード可能。他の本もペーパーバック版より安い。
- 3G回線モデルは通信料アマゾン持ち(日本国内でもOK。キャリアはどこが請負ってるのかな?)。通信に関する一切の費用、手続きなし(Amazon.comにアカウントは必要)惚れ惚れするところ。
- 3G(上位モデル)・WiFi回線でインターネット閲覧可能。ブラウザ有り。が、実質的には補助的な用途でしか期待できない。そこはやはりiPadなどで。
使用所感
一言でいうと、とても気に入っています。
- 小型で軽い。デザインがすっきりスマート。画面は小さめ(タッチパネルではない)。モノクロ。
- 電子インクなので目が疲れない、ここが最も気に入っている点です。日中屋外でもOK、暗所では明かりが必要。$59の純正カバーにはKindleから供給される電源でのライトが付いているので必携。
- テキスト主体の文書を読むのにオススメ。青空文庫か、ペーパーバック的な本に向いている。
- それ以上のサイズの本はKindleの画面が小さいため読みづらい。txtやAZW・MOBIだとフォントの大きさを細かく調整して再配置できるが、PDFはそうできない。拡大した一部ずつを見ることになるが、iPadのようにタッチパネルじゃないので不自由。
- カラーの雑誌や元のサイズが大きい物は読みづらい →iPadなどがオススメ、というか必要。使い分けるべき。
- PDF化した自炊文書はコミック単行本を除きそのままでは読みづらい。PDF Scissorsなどで余白を根限り切り詰めるか、2分割等したものをKindleに送ると読みやすくなる。
- 取り込んだ文書のOCR精度が高いなら、PDF化せずに、txtファイル(プレーンテキスト)で送るほうがフォントサイズが変更して表示できるので良い。
- MP3を再生可能でBGMにできます。スピーカー付き。英語の読み上げ機能有り。
- 英英辞書付き。英和辞書は『英辞郎 MOBI/Kindle対応版』を購入するとよい。
参考: Kindle3に「英辞郎」をインストール
参考リンク:
電子雑誌のファイル形式、IT職は「MOBI(Kindle)」 出版関係者は「EPUB」
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