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アメリカのamazon.comで売っているKindleです。

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2012年5月現在、Kindleは第4世代目で、$79(広告スクリーンセーバー入り)~と大変安くなりました。 私のKindle3も『Kindle Keyboard』と名前を変えて継続中です。

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普通に外部ドライブとして認識されます

Kindle 3 は、PDFファイルにも対応しているので入れてみます。

WS000063.JPG
kindleフォルダ

普通にUSBでPCにつなぐとドライブとして認識されるので、documentsフォルダにドラッグ・ドロップします。 更に子フォルダを作成してジャンル別などに整理してもOK。

IMAG0237.jpg
キンドルで自炊PDFを表示したところ

文庫本を連続スキャンしたPDFですが、このような感じに表示されました。

Kindleディスプレイの余白とスキャンした本自体の余白があるので、文字エリアは狭まり文字が小さくなります。大判の本はもっと小さくなります。

IMAG0042.jpg
表示サイズ変更メニュー

拡大表示ももちろんできますが、読み進めるには手間取り、ストレスになります。(大きなPDFはiPadやパソコンで読んだほうがいいでしょう)

IMAG0044.jpg
拡大されるエリア
IMAG0045.jpg
拡大後これを上下左右してよむのはつらい

そこで、PDF Scissorsというフリーソフトで、PDFの余白を削りとってみたものがこちら。当然、元のページ番号やヘッダ・フッタは切り捨てとなります。

IMAG0234.jpg
余白をPDFscissorsであらかじめ切り取ったPDFを表示したところ

それでも、融通のきかないPDFの文字を少しでも大きく、スッキリ快適に読み進めたいという人にはおすすめの方法です。

PDF Scissorsについての詳細記事

 

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Kindle4についてはこちらに詳しくあります

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フリーソフトのPDF XChange Viewer(無料版)のOCR機能と、有料製品の読んde!!ココ Ver.13(エプソン)のOCR機能を比較してみました。

FUJITSU ScanSnap S1500
のデフォルト設定でPDF化した少し古い本(元サイズB5版位)の1ページです。

まずは、PDF Xchange Viewer(無料版)のOCR機能を使ってテキスト情報を抽出します。

004D1B92.png
Xchange viewerのOCR設定の様子

やり方は、ツールバーのOCRボタンを押して出てきたダイアログボックスでページ指定と、Primary Language をJapaneseに変更してOKを。

ちょっと読めませんね。
Xchange viewer でのOCR結果

メニューの、ツール(T)→基本ツール→選択ツール(L)でカーソルが手袋から矢印に変わったら文章上でドラッグすると選択状態になります。
テキスト選択後コピーして、メモ帳に貼り付けたものがこちら。

だいぶがんばっているようですが、すんなりとは読めませんね。

これが「透明テキスト」の中身なのですが、この認識レベルだと、後で特定の文字列を全文検索などしても引っかかりそうにありません。何しろ元ファイルがこれだけ崩れていては。

そして、読んでココ(正しくは、読んde!!ココ)。

このソフトは、昔に購入したEPSONフラットヘッドスキャナにバンドル(付属)していたパーソナル版からアップグレード購入(読んde!!ココ Ver.13 アップグレード版 for ダウンロード [ダウンロード])したものです。

00070076.png
読んでココでPDFを読みこむ

読んでココを立ちあげて、メニューの、ファイル(F)→PDFファイルから取り込む→ファイル名指定→ページ番号指定後、このような画面になるので、

OCR認識結果のテキスト
OCR認識結果

ここでクリップボードに転送を押すと、認識結果のテキスト情報がコピーされるので、これもまた、メモ帳に貼り付けました。

d873b4ab.png
読み取ったPDFと両者のOCR結果比較

コチラは前と違ってほぼ完全に認識されていてストレスなく読むことができます。
並べて比較してみました。

まとめ

国産有料ソフトでは、ここまで完全に認識されるなら、文章だけの小説本などはPDFファイルのままで閲覧するよりも、少しだけ手間はかかりますが、OCR→テキストファイル化することによって文字サイズやフォントの変更が出来るようになるので、他のソフトや電子ブックリーダーやスマートフォン等にに送った時に格段に読みやすくなると思います。
読んde!!ココ Ver.13 ダウンロード版 [ダウンロード]
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大型裁断機を買ってみました。

PLATA 大型ペーパー断裁機 PC009

数社で販売されていますが、製造元は同じ中国製と思われます。

送られてきた箱。かなり大きい。そしてとても重い(17Kg)。

IMAG0373_copy.jpg

ヴォルビック500のペットボトルと大きさを比較してみました。

これから裁断する本をあてがってみたところ。T字型の部品は替刃交換時用の治具。

IMAG0374_copy.jpg
手前のハンドルは、本を上から押さえつけ固定するクランプの上下させるためのもの。
そのすぐ脇に刃が降ります。

37mmの厚みまで一度に切れるとあります。

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このとおり。一度でサクッと切れました。 この本は約2.5センチです。

もう一冊切ってみます。
IMAG0015_copy.jpg
このハンドルを回して本を押さえつけます。固定しておかないと、刃を下ろしていくと本が少しずつズレて、まっすぐに切れないことがあります。
IMAG0016_copy.jpg
このように固定されます。

そして、レバーを、グイーっと下げると、ギロチン刃が下りて、
IMAG0013_copy.jpg
ザクっと切れました。

IMAG0009_copy.jpg
刃を上げると背見出しだった部分がポロっと。(ここで指を持っていくと危ないですよ。ちなみに安全カバーは外してます。)

その後、200冊位使用した後は、若干、レバーを押える力を強くする必要がありましたが、切れ味はまだまだ全然いけそうです。(デフォで4~500冊と謳われています)

別売りで替刃もあります。

さらに、別売りでこんなのもありました。縦型収納スタンド!。デカすぎ・重すぎなので、いちいち出し入れするのは酷だ、という気持ちはわかります。

総評: 
中国製ですが、細かいことを言わなければ、価格が国産品の約3分の1なので、コストパフォーマンスがよく、刃の耐久性も十分だと思います。短所は、造りなど全体的に雑な事と、大きく、クソ重いことですが、厚い本を一度で切るならこうなるのは当然かと思われます。
あと、旧式なギロチンカッターなので刃のあたりに手を近づけるときには細心の注意が必要です。よく切れますから!
IMAG0010_copy.jpg
こうやって、キレ残った本の背などをとる時などは要注意! ひっかき棒などで落としたほうがいいですよ。安全カバーを装着して使用しましょう。
IMAG0112_copy.png

長所は、国産のより一度に切れる厚さが多い点と、コストパフォーマンス。
総スチール製なので重量もあり、場所も取りますが、よく切れ、シンプルで使い勝手もよく、とても満足しています。

PLATA 大型ペーパー断裁機 PC009

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スペック等

第3世代からは本体内に日本語フォントを内蔵し、日本語ファイル名、TXT文書表示などに対応(文字サイズ、縦横の向き変更をして表示)

  • 日本語PDFにそのままで対応(フォントが埋め込まれている物、もしくは画像化PDF)。自分で作成した日本語PDFは表示できるが、文字サイズは変更できない
  • テキストファイル/AZW/MOBIはフォントサイズを変更指定可能。読みやすい。
  • アマゾンの電子書籍の標準フォーマットAZWは、アマゾンが買収したフランスの会社、Mobipocket社のMOBI形式とほぼ同じでどちらもそのままKindleで読み込み可能。Kindle以外で読むときはKindle for PCやKindle for iPad/iPhoneなどといった専用アプリで読める。
  • 普及している電子書籍形式のEPUBは、Amazon公式のMOBIファイル生成ツール「KindleGen」(コマンドラインプログラム)でkindleで読めるMOBIファイルに変換可能。
    参考:http://d.hatena.ne.jp/m-kawato/20101011/1286792650
  • PDFを無料でAZWに変換してくれるサービスがある。Amazon.com(WiFi環境が必要)と、2EPUBというウェブサービス。自分が試した時は、アマゾンはうまく変換できてなかった(中身が消失していた)。2EPUBではうまく変換できた(含まれる画像がカラーだったためか色が反転していて気味悪かった点を除いては)。
  • 日本語のKindle書籍はまだ発売されていない。現時点では英語にも抵抗無い人向け。
  • 英語だが著作権の切れた名作等は無料でダウンロード可能。他の本もペーパーバック版より安い。
  • 3G回線モデルは通信料アマゾン持ち(日本国内でもOK。キャリアはどこが請負ってるのかな?)。通信に関する一切の費用、手続きなし(Amazon.comにアカウントは必要)惚れ惚れするところ。
  • 3G(上位モデル)・WiFi回線でインターネット閲覧可能。ブラウザ有り。が、実質的には補助的な用途でしか期待できない。そこはやはりiPadなどで。

使用所感

一言でいうと、とても気に入っています。

  • 小型で軽い。デザインがすっきりスマート。画面は小さめ(タッチパネルではない)。モノクロ。
  • 電子インクなので目が疲れない、ここが最も気に入っている点です。日中屋外でもOK、暗所では明かりが必要。$59の純正カバーにはKindleから供給される電源でのライトが付いているので必携。
  • テキスト主体の文書を読むのにオススメ。青空文庫か、ペーパーバック的な本に向いている。
  • それ以上のサイズの本はKindleの画面が小さいため読みづらい。txtやAZW・MOBIだとフォントの大きさを細かく調整して再配置できるが、PDFはそうできない。拡大した一部ずつを見ることになるが、iPadのようにタッチパネルじゃないので不自由。
  • カラーの雑誌や元のサイズが大きい物は読みづらい →iPadなどがオススメ、というか必要。使い分けるべき。
  • PDF化した自炊文書はコミック単行本を除きそのままでは読みづらい。PDF Scissorsなどで余白を根限り切り詰めるか、2分割等したものをKindleに送ると読みやすくなる。
  • 取り込んだ文書のOCR精度が高いなら、PDF化せずに、txtファイル(プレーンテキスト)で送るほうがフォントサイズが変更して表示できるので良い。
  • MP3を再生可能でBGMにできます。スピーカー付き。英語の読み上げ機能有り。
  • 英英辞書付き。英和辞書は『英辞郎 MOBI/Kindle対応版』を購入するとよい。
    参考: Kindle3に「英辞郎」をインストール

kindle3

参考リンク:

電子雑誌のファイル形式、IT職は「MOBI(Kindle)」 出版関係者は「EPUB」

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